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みんな、ありがとう 普段着お遍路歩きの記

              2005年夏の実況中継編 私なりの結願をめざして 第24回



歩きながら、さすがに「もう明日で終わるんだな」と思い始めた。
こんな風に歩くことなど、もう今後の人生でないかもしれない。
だから、この足を踏み出す感触、肩を流れる風、汗の流れる軌跡、すべてを刻み込みたい。

いままでにあって、今の遍路にないもの。
これまでは、体験し残したことがあっても「また、次回の区切りうちで達成しよう」とおもえた。
でも、それがないのだ。信じられない気がするが、事実なのだ。




国道沿いの店で昼食をとる。かけうどんの小、150円!




でも歩けば歩くほど終焉に近づく。どうしようもない。

87番長尾寺までの道は歩きやすかった。勾配もなにもない。
我慢できずコンビニでかき氷を買う。(カキ氷は絶対レモン)

そして16:00、87番長尾寺、到着。

水を買っていると横合いから
「ごくろうさんです!」急に声をかけられた。しかもこの顔・・・・・・・・・・??

うわお、こんなところに知り合いが・・・・・・・・・・・・



いるわけ・・・・・・・・・・・・






あったのだ!


なんとタビロイドさんである。
いやあ、偶然ですなー。

のわけがなく、彼はこの実況を頼りにわざわざ会いに来てくれたのである。
大阪からわざわざ電車をつかってだ。
すでに結願を経験している彼は、私に合わせて遍路の格好をしていた。
四国の人だけではなく、大阪にもやさしい人がいることを改めて知った。

ありがとー!!



でも彼には時間がないのだ。もうバスで帰ってしまう。
しばしともに語り参拝した後、夕日の向こうに行ってしまった大阪がずっと遠い国に思えた。
                                   


一度境内に戻った。すると75番で一緒だったWさんがやってきた。そして東京のSさんとおっしゃる通しうちの方にもお会いした。
この季節歩き遍路が少ないから、みかけるとついうれしくなって話しかけてしまう。彼らとも写真を撮った。一瞬の出会いがいつまでも心から消えないように。

こんな風にお会いしても、以後親交が続く人はこれまでの経験からいって、ごくわずかである。それがなんとも言えず悲しい。
そんなものだ、といってしまえば、そうなのだろうが、私には割り切ることができない。馬鹿なのだろう。





パソコンの電源がなくなってきた。明日のためにおいておきます。
本日お遍路交流サロンの外にあるあずまやで野宿するので今から向かいます。

ただいま17:36



      

 四国八十八ヶ所お遍路セット(スターターセット)

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