お遍路実況中継 始末記 2005年7月
みなさんにいろいろとご心配を頂いたお遍路実況中継もとりあえずは終わりました。この文を書いている数週間後には結願へ向けて最後のお遍路に出かけますが、その前に今回の初めてのお遍路実況中継中に語れなかったこと、未公開の写真などをここに記しておこうと思います。
<野宿場所について>
何人かの方からメールを頂きました。ううむ。これほどうれしかったことはないですね。あるきながら「どーしよー」って思ってました。だから、わざわざ私にいろんなことを教えてくださったメールが光り輝いていたんです。
で、宿泊場所ですが
7月15日の夜
もちろんフェリーの中でした。
2等だから周囲の人と話ができるかなって期待していましたが、ほとんどが家族連れかビジネスマン風の人で、会話が出来なかった〜。みんな、自分たちで呑んでおられたし・・。
11時過ぎに電気が消えると皆さん、睡眠をとっておられました。
おやすみなさい・・・。
7月16日の夜
幾人もの方に教えていただいた場所を吟味しました。
で、最後の最後にたどり着いたのが伊予土居駅でした。地元のおじいちゃんが無償で一生懸命きれいにしてくれてるんですよね。それをみると、ああ、汚したらあかんなあって思いました。
始発は午前5時台なので早く起きたほうがいいです。
駅で寝ることの弊害はこういうところに出てきます。
この駅の電気は11時40分に消えましたが、自販機の電気が強烈なので眼の上にタオルを乗せて寝ました。
ちなみに周囲に風呂屋はありませんでした。
二駅向こうの伊予寒川駅も考えましたが、朝行ってみたらベンチが狭くて寝にくそうでした・・。
7月17日夜
今度はバス停でした。幅がかなり狭くて寝にくかったっす。
それ以上にここで起きたエピソードにあせったっす。(本文参照)。
野宿はお金が全然かからない。当たり前のことを改めて実感しました。
宿に泊るとお風呂もあるとご飯も用意してくれているので、とても安心。
それにユースホステルだと話し相手もいっぱい出来ます。
だから宿泊と野宿、どっちも好きです。今後の旅では両方交互につかいながらいきたいと思っています。
<食事>
これはピースケの場合は非常に気楽です。
なぜなら普段からほとんど食べないから。
今回もこんな感じでした。
16日 朝: コンビニおにぎり二つ 240円
昼: うどん 550円
夜: スーパーの半額弁当 290円 これね↓
17日 朝: 食べず 正確に言うとゼリー飲料 120円
昼: コンビニおにぎり三つ 多分360円
夜: オムライス800円
と、まあ、これだけでした。合計するといくらかな?2000円もいってないと思います。
食が細いんですよね・・。
そのかわり飲物はガンガン飲みました。あの暑さでしたからね。
ドリンク代は、さあ、一日8本くらいでしたから、1000円×2 ぐらいでしょうか。
夏はこれを惜しむことがどうしても出来ません。
<お風呂>
16日の昼間にはいったのが
お気に入り!64番そばの石鎚温泉っす。
そして16日の夜が・・・・・・・・・・
これがどこで何をしているかは聞かないでください。
<写真>
今回の遍路日記はかなりエピソードをカットしました。実況中継という性質上どうしてもそうせざるを得ないわけです。でもね、この文章は改稿などはせずにずっとこのままで置いておこうとおもいます。だからここで補完する意味で写真をいくつか公開します。
オレンジフェリーの豪華な船内
64番前神寺の荘厳なたたずまい。
最も遍路道らしい遍路道。
轍のできた道と農家。
野宿をした伊予土居駅・・・・・・・・終電が行ってからの駅はこんなに淋しい。
一夜明けて65番を一路めざす
風景以外にも心をひかれた存在
そして65番へ向かう長い長い山道。
65番三角寺のたたずまい
椿堂へいたる道
<そして、今後のこと・・・・・>
現在 2003年夏編(公開)
2003年冬編(公開)
2004年春編(公開)
2004年夏編(更新中)
2004年冬編(未公開)
2005年春編(未公開)
そして2005年夏編(これから!)
・・・・・・・・・・・・・とまあ、6回に分けて区切り打ちを行いました。
ついに今回で結願を迎えます。それにしてもまだまだ未公開分の多いこと。
それなのに結願なんですよね
結願したあと、未公開分をどうしようかなと、いま迷ってます。
2005年8月の遍路は、半分野宿、半分宿でいこうと思っています。
今回の旅で野宿に魅せられたのは、もう見紛うことない事実であり、オール野宿でもいいんですが、実況中継機器の充電に宿が必要なわけっす。
では・・・いよいよ最後の遍路実況中継をお読みください。
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