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天空の街へ ペルーひとり旅 



     第15回   ここにマチュピチュがある  



       



周囲の人からも歓声が上がった。拍手がおきた。
僕たちはただ黙ったままその存在を見つめた。Mさんと僕はそこにたたずんでいた。





「間違いなく、今まで見た建造物の中で一番ですね。」Mさんがいう。
「同じです。」
ピラミッドも好きだったが、到達の困難さを思うと、マチュピチュが今の私たちの中で頂点に立っている。





ようやく心と体が落ち着きを取り戻してきた。周りにいるたくさんの人と喜びを分かち合えた。
どこの国か知らないけど、英語で話しかけてきた兄ちゃんがいた。
「あなたは日本人ですね。私は日本の単語、少し知ってますよ。・・・●●●です。」
と、卑猥な言葉を自慢してきた。彼は続けた。
「What’s mean?」
「それは・・・・・という意味です。」と説明すると、彼はいたくショックを受けておられた。
一体誰にならったんだろう?
     
右端のジョン・レノンみたいなのが、卑猥な日本語を披露してくれた兄ちゃん。



すぐ近くに美人の姉妹がいた。たぶん姉妹だろうと思うその女性たちは記念写真を撮ろうとしている。
まったく下心を持たない私はシャッターを押そうと話しかけた。
「Would you press the shatter please?」私はシャッターを押してあげますといったつもりだった。
が、
「それって、シャッター押してくださいって、頼んでますよ。」Mさんに指摘された。
英語、ちゃんと勉強しないとけない。

Mさんの通訳を経て、ようやくたぶん姉妹のおねいさんのシャッターを押させていただくことができた。
ついでに僕のカメラでもシャッターを押した。
押してしまった・・。




ではその写真を特別にあなただけにお目にかけよう。





これがペルー美人たぶん姉妹である。
    
などとペルーまでやってきて何をやってるんだろう?俺は。




山の頂上でいろんな人と触れ合って、語り合い写真をとり合った。
いつまでもずっとここにいたかったが、実際にあのマチュピチュ遺跡の地を踏みたい。
下山することにした。

最後に見た山頂からのマチュピチュの様子。



眼下の光景もまた神々しくそこに存在していた。
           
どこかで鳥の声がする。捜したが姿は見えなかった。



見る方向を変えるとこんな景色が。
遺跡の一つなのだろう。
        

山頂登山口の門にもどってきた。
ここでスタンプをもらったときに喜びを分かち合ったアメリカ人女性と再会した。

もちろん記念写真を撮る。右端の方は誰だったろう?




一体頂上に何時間いたのか覚えていない。

でもマチュピチュの旅はこれからなのだ。今、目の前に遺跡がそびえ立っている。
俺はようやくこの偉大な遺跡の中を歩くことができるのだ。そう思うと、少年期からの夢がいよいよ目の前に訪れたことを改めて実感した。
初めて海を見たときと同じ気持ちになった。


                                             

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