第4回 淋しがりやが屈斜路湖畔で出会ったもの
先日の更新をしてから、急にHPのアクセス数が増えた。
やっぱり皆さんお待ちいただいてたのですね、と、ピースケなりに解釈してます。
本当にうれしいです。どうもありがとうございます。
あと、お願いが・・。掲示板にも書き込みをしていただけるとうれしいです。
最近、閑古鳥が鳴いていてすっげえ淋しいです。
ただでさえ淋しがりなんですが、余計になんか、淋しくなってます。
とまあ、挨拶を書いたところで北海道の旅の続きにいきます。
屈斜路湖道の駅から湖畔まではほとんどノンストップでくだりとなる。
他のどの旅にもなくチャリ旅にだけある喜び、
それは上ったあとの
下りの快感である(大断言!)。
このヒヨコ、久しぶりに出しました。
(おお、数百万人の同胞の賛同の声が今聴こえるじゃないか!)
だからこんな動画をとってしまう。
[高画質で再生]
2008kita01 [アクセス解析]
数時間の上りもあっという間に終わってしまう。
でも、それすらも喜びであった。
そして何よりの喜び、それは北の国特有のこの美しさである。
右を向けばこの光景。
左を見ればこんな光景。
まさに非の打ち所がないすばらしさである。
一体誰がこれを創造したのだろう。わからない。わからない。私でないことは確かだが。
体の一番内側からゾクゾク〜っとしたものが沸いてきた。
そしてそれは体の表面で鳥肌となっている。
ただ目をやるだけで鳥肌が立つことなどめったにない。
今、私を追い抜いた巨大なバスの乗客はガラス越しにこの光景を見ていたのだろう。
どちらがすばらしいとかを言うつもりはないが、でも俺は幸せである。
さらに坂を下る。
思いっきり下る。
下った先に俺が泊まる予定のユースがあるのだが、
実につらい宿泊となってしまった。
それについてはあとで記す。
屈斜路湖の湖畔まで下りてきた。
咲き乱れる花が私を迎えてくれた。思えばこの花は何の花だったのだろう。
その時確かめなかったことを、今悔いている。
白い花の歓迎はいつしか
白く輝く太陽と湖面の歓迎へとバトンタッチされた。
いいなあ、この感覚。
みんなが俺を歓迎してくれている。
湖の周遊道路をあてもなく走る。最近特にこの傾向がひどいのだが、旅に出ると人恋しくなる。
もともと怖がりで淋しがりなのだが、旅に出ると余計に強くなる。
白い花が俺を出迎え、白い日の光が、白い湖面を伴って俺を迎えてくれてもやっぱり誰かと話したかった。
今晩は屈斜路原野ユースホステルに泊まる。ユースならいろんな人と話せるだろう。
でも今誰かと話したい。
おや?向こうに不思議なものが見える。
あれは何だ?
あんな形の自転車があったのだ。はじめてみた。
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