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絶海の孤島 南大東島を旅する


        第一回 
職場にて



俺は今職場の机に座っている。勤務時間はあと2時間も残っている。

その孤島への飛行機は午前中10時前に那覇空港を飛び立つ。
大阪を始発の飛行機に乗っても間に合わないのだ。

したがって前日にはどうしても那覇入りする必要があった。

しかし、今日は平日・・。勤務時間終了まで待っていたらやばいのである。







俺は上司の机に向かって歩いた。







「あのお、すいません。」僕は上司に向かっていった。
「ん?どないした?」









「ちょっと僕、おなかが痛いので早退させてください。」





「そうか、無理するなよ。」

「はい、失礼します。」





職場だっしゅーつ!!





数時間後、俺は南の島へ飛んでゆく飛行機の乗客となった。
こうしないと間に合わないんやもん。
しょうがないじゃん。

この事実を知るものは職場には一人もいない。
一年後の今だから告白できる。

でへへへへ。
でもね、何のために生きてるかを考えたら、人生に一度や二度や三度や四度くらいは許されることだと思う。
行ってきまーす。

飛行機でびゅーっと大阪を離れました。
職場よ、サラバ。



でもってどこへ行くかというと沖縄本島から360キロも離れていて、
人類が足を踏み入れてからまだ100年しかたっていないという

日本屈指の離島である。

どこにあるか分かりますか?


正解は・・・

ディスプレイの埃ではないよ。

沖縄の島でももっとも知名度は低いような気がする。
だからこそ行きたかった。




夜、那覇市に到着。

何よりこの国際通りの喧騒がうれしかった。                                                      


初めて訪れる国際通り。人々のエネルギーを感じる。

本当はとても騒がしいんだけど不愉快じゃない。


俺はぶらぶら歩き回り、そして気に入った居酒屋で遅い夕食を食った。


そして明日の朝にはこの喧騒とはかけ離れた秘境へと俺は飛ぶ。


三日しかないけど、力いっぱい旅してやる!



早くもその「明日の朝」の写真。

俺は今、孤島に降り立った。
                                                

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