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                              南の大陸へ! 九州へ、自転車で、

                         
極寒に一人で・・・第8回



昨日の夜からにかけて素敵な出会いがありました。
それは今晩道の駅日向で野宿するときに書きます。
まだ道の駅青雲橋です。
ただいま12月28日午後12時 雲が広がってきた・・・。心配・・。



ってことで27日の夜のことに話を戻すと・・・・。


食事時間を妨害(?)したのに実にペアレントさんは親切にしてくれた。
また同室の東京のSさんも旅人であり、私の数十倍いろんなところを回っていらっしゃる。

それに鹿児島の大学生三人と、愛知県のかずきくん(6歳)とそのお父さんで夜遅くまで話をした。

かずきくんとパパ(とピースケ)

Sさんとペアレントのお母さん(とピースケ)。

特にSさんとはほとんど合宿のようなノリで深夜までいろんな話をさせていただいた。

楽しきかな旅人生・・・。
おやすみなさい。




一夜明けて12月28日。

いよいよお別れ・・・・・・。
私はユースの裏にあるという使われていない鉄橋をSさんと見に行くことにした。

が、かずきくん(6さい)も「にいちゃんと一緒に行く。」というのだ。

拒む理由もない。
ただし彼は朝食前にも一度行ってるのだが。
でも「にいちゃんと一緒に行く。」という言葉は実に嬉しいのだ。
この上にあがるのだ。高いじゃんか・・・。

かずきくんはどんどんのぼっていく。「こっちこっち!」

ついに廃駅。

三人で線路を歩く。
さらに鉄橋・・・、がこわい!

のに平気な顔をしている・・。

こんな小さな同行者ができるとは思わなかった。6歳の旅仲間はもちろん最年少である。
なんと楽しきかな、旅人生。


で、その鉄橋ですが
この高さっすよ。
鉄橋を必死で渡り終えると今度はトンネル。

トンネルの出口で写真。

そして・・・・・・。二日間をともにしたSさんともおわかれ。


ここでSさんは線路を歩いて隣の駅前で行くという。

かずきくんは「おにいちゃんが見えなくなるまで見てる。」といっていた。実にやさしい子である。


そしてユースに二人で戻った。
本当にお別れである。かずきくんとの最後の写真。



また私は一人になった。


ありがとう、みなさん。Sさんや6歳の旅仲間を与えてくれた縁に感謝している。




ここから高千穂へ向かった。なんとも美しい光景。


                 

遊歩道を何分か歩いた。でも、一人で歩くのは少しさびしいかもしれない。

少しではなくかなりさびしいような気もするよ。


この光景が特に好きだ。光線の具合がいいのだ。                                                  

下からボートが来る。いい光景だ。



親子連れのようだ。さらにいいなあ・・・。

って?あれ?



あ!かずきくんたちだ。「おーい!」
「あ、おーい!」向こうも私だと気づいてくれた


二人の姿が見えなくなるまで見送った、今度は私が。そしてここで「さびしさ」へけりをつけた。二度も会えたのだ。感謝すべきである。
ただいま11:00


高千穂の町から延岡までは延々と50キロ近くもある。道の大半が高所であり、橋が来るたびに下の光景を楽しむことができる。実は延岡から高千穂へ行くルートも考えていたが、それはやめて正解だった。この距離を逆ルートで行くと信じられない距離の上り坂だからだ。
         

深山j渓谷があれど気温がぐんぐん上がっていくのがわかる。
それと比例して町並みが見えてくる。
そして一気に大都市へ。この変化の面白さを味わえるのも旅である。
にしてもだ。どうして延岡は道表示が紫色なのだろう?



道で一人の男性に呼び止められた

「すいませーん、大阪の方ですか」
「あ、はい・・。どうしてわかったのですか?」
「昨日もHPを子どもと見ていました。一度追い抜いたんですが、そうかなとおもって止まってみました。」
その方は延岡市在住のKさんといって「このHPをいつも見ています」というお方だったのだ。
すごい偶然である。緑の自転車でわかったそうな。
「HPでも延岡を通ると書いていたの覚えてましたよ。本当にお会いできるとはね。」
めちゃくちゃにうれしい体験であった。
              
Kさんに日向の道の駅の場所とそのそばの公園を教えていただきお別れする。
「いつもHPを楽しく見ていますよ。」という言葉を胸に私は、いまから日向へ向かいます。6時前になるかな?そばの温泉にいきたいな。
ただいま15:00



延岡から日向までは25キロ。6時ごろまでにはつくだろう。
久々のフラットな道だ。


ついに海が見えた。日向灘である。

         


機嫌よく漕ぎ出す。




ぎ〜、ぎ〜!

おや、後輪から変な音がする。ブレーキシューが当たっているのだろう。すこしブレーキをいじると音はやんだ。


しばらくすると、またぎゅるるる・・・・・ものすごい抵抗感を感じた。でも、無視した。こんな軽快な道を停まるのもったいない。

停まるべきだった。


ぎゅぎゅぎゅぎゅ!

いくらペダルをこいでも少ししか進まない。フラットなのに20度の坂を上るぐらいの抵抗がある。
さすがおかしい。
後輪を調べてもわからない。


また漕ぎ出す。

あかんぞ、これは!
本当に進まない。やばいなあ・・。ちゃりがこわれたか・・・?
平地なのに押して進むことになってしまった・・・。これまでのどんな困難よりもあせり始めた。



いつの間にか真っ暗になっていた。チャリ店もしまっているだろうしな。

今晩野宿をして、その次は?おれはどうなるのか?





今日付が変わり29日になった。
ちゃりの調子が悪くなってからこれまでの数時間。まさに劇的変化である。
野宿を決めていた私のところにTOTOさんからメールが来た。
宮崎在住のまきすけさんとおっしゃる方が私のHPを見ていてくれて、家に招待したいとおっしゃっているそうだ。
ここから宮崎までは55キロほど。今から行くことはできまい。と思っていたらまきすけさんが車で迎えに来てくださった・・・・・。

なんというか、狐につままれた気持ちである。狐につままれた私をお母さんが家に招きいれてくださりそして犬たちがいっせいに歓迎してくれた。犬につままれてしまった。

犬のりゅうくん(父)
きれいなお宅である。いいのかな。こんなお接待を受けて・・。

でもこんな素敵な部屋と布団を貸していただいた。

お礼にこの写真を掲載します。



今はかなり夢の中をさまよってる気分なのでこれで終わります。
ただいま12月29日、午前0:10


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、ちゃり、どうしよう・・?直るかな?


                       


       
          

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