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南の大陸へ! 九州へ、自転車で、
極寒に一人で・・・第7回
朝7時起床。昨日買っておいたコンビ二のカルビ弁当食って出発する。
みなさんが見送ってくれた。どうもありがとうございます。また必ず来ます。
ただいま8時ちょっとすぎ。
どこまでも道は続いていた。私はそこをずっといくのだ。
その道の向こうには阿蘇の山が寝そべっていた。
そして今日の一番見たかったところに向かう。
その途中に牛が横目で見送ってくれた。
道がカチカチに凍っている。
でもって、ズリ!
ついにこの旅初のコケをやってしまった・・・。まいいのだ。
なぜならこけた瞬間にこの光景が見えたのだから。
これは雪でない。滝である。滝が凍っているのだ。
もっと近づいてみた。
なんという美しさ。こんな光景ははじめてみた。
ちなみに男滝はこれである。
完全に水が凍っていると思いきや、わずかにツララの先から水が滴っている。
これがまた新たな氷を作っていくのだろう。必死で上ってよかった。
さあ、高千穂へ向かおう。
ただいま10:40
どんどん上っていく。でも閉ざされた感じはしない。実に美しい光景が続く。
ふりかえるとこんな光景が。私の通ってきた道が見える。
すでに時間は2時である。思ったよりかかっている。というのも、のぼりは押していくし、下りは地面がカチカチだからだ。
よってこれもまた押していく。
結局上りも下りも押していくんだったら、ほとんど徒歩旅じゃん・・・。これは。
さらに上る。それもトンネルだらけだ。
一回一回苦労して歩道にちゃりを乗せねばならない。車道を押すのは自殺行為だ。が、歩道はこうなっている。
だんだん日が傾いてきた。
ああ、一日が終わる・・・。そんな気になった。
が、感傷に浸っている場合ではない。なぜなら道路がこうだからだ。
いったいどこを走れというのか。
すっかり日が傾いたころようやく宮崎県突入。
ここから必死でこいで高千穂ユースへ。
散々迷ってユースに電話をしまくったので、晩御飯を遅らせてしまった。すいません。
結局、今日は滝以外はひたすら走った一日だった。
つまんね〜。
でもそんな日もあるさ。
明日は道の駅日向サンパークで野宿します。
ただいま12月27 午後9時。
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