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インドへ、そしてマザー・テレサへの道
第38回 ボランティアの仲間たち 編
たくさんの外国のボランティアはそれぞれまとまって帰っていった。
最後に私たち日本人が残った。
今日で帰国するのは私だけだ。まだ他の人たちはインドにいるのだ。
正直うらやましかった。
俺の大切な仲間たち。
神奈川のHさん、大分のUさんとKさん、千葉のYさん、東京のTさん、群馬のAさん、静岡のMさん、神奈川のMさん。(順不同)
ダヤダンを去るとき二度と忘れぬようその姿を目に焼き付けた。
そして最後の日を彼らと過ごした。
サダルストリートのホテルMARIAの屋上で買出しをして持ち寄ったご飯で昼食をとりいろんな話をした。
やば。あまりにも楽しすぎるし。
志を持って
インドを旅しているものたちが集っているのだ。
これで心通じ合わぬはずがないじゃないか。
だから最後の瞬間を俺はめちゃめちゃはじけてすごした。
しょうもないギャグで僕らは笑い転げ、不思議な手品ごっこをし、こわーい話をし、そして人生を語り合った。
住んでるところも年齢も生きてきた境遇もみんなばらばらだったけど、一つだけ共通項があった。
みんなそれぞれいろんな目標や夢を持っていたってことだ。
このインド旅だってそれなりのパッションがあるからやってきたんだ。
無気力に生きながら
インドまで来るはずがない。
うれしいことに俺だってその一人だってことに気づいた。いや、仲間たちに気づかされた。
一生、
ここでこうやって仲間たちと
すごしていたかったけど・・・・・、
大分のお二人はカリガートへ出かけていき、神奈川のMさんは再びダヤダンに戻った。
そして大阪の
ピースケさんも
いよいよこの地を去る時間が来た。
「いやー、もうピースケさんと会えないとおもうと淋しいっすよ。ノリいいっすもんね。」
と最強のノリを持っている千葉のYさんが別れ際に言ってくれた。
シスターの言葉と同じくらいうれしかったっす。
バイバイ、みんな。
ホテルMARIAの屋上にて、みんなと。
Tさんとホストファミリーの元に戻った。
最後のお別れをするために。
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