インドへ、そしてマザー・テレサへの道
第26回 バラナシの雑踏 編
一体この踊りが何を意味しているかは分からないけど、すっげえパワーを感じた。
バラナシではサイクリングがブームらしい。
なわけがなく、バラナシでの人々の足はサイクルリクシャーであった。
おっちゃんが客の乗った荷台を自転車で引っ張る車
ものすごい数。そして観光地らしくこんな人もたくさんいた。
おっちゃん強いぞ。
こんな店もあった。なんか見覚えあるぞ。
この電池のデザイン。
そして俺はいまガンジス川へ向かっている。すでに夕刻だった。
もちろんサイクルリクシャーに乗って。
近づくにつれて人の数が増え、サイクルリクシャーが進めなくなった。
徒歩で進む。
日本の歩行者天国みたいなものだが、レベルが違う。
人の多さも温度の高さも、湿度も、ごみも粉塵も。
その混沌はガンジスに到着したときに骨頂となった。
階段状になっているガンジス川の河川敷に数万の人がいる。
みんな一点をじっと見つめている。
群衆の中にはもちろん強そうな人が。
私のすぐそばでキャンドルに灯がともされた。
すると向こうの方から踊りを踊る人たちが現れた。
近くのスピーカーからは音楽がガンガン響いてくる。
みんな一心に踊りを見つめ、踊り子さんは恍惚とした表情で踊り続けた。
ダヤダンでお会いしたMさんはこの踊りを見て、なぜか涙が出たという。
ホテルに帰った。
この街は眠らないのだろうか?
窓の外からは無数のクラクションとサイクルリクシャーのベルの音、そして人間の出す音が響いてきた。
この旅唯一のインドの夜景。
ベッドに入った。ある決意が浮かんだ。
やる!なんとかしてやってやる!
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