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インドへ、そしてマザー・テレサへの道 　　　　　　　　　　　　　　　　　第２回　　　タイ　バンコク空港

以下の質問に○×でお答えください。


１　　電車のつり革をもてない。
２　　公衆トイレで手を洗うときは、蛇口に水をかけてからでないと、蛇口を閉めることはできない。
３　　それも2回以上水をかけないと気がすまない。
４　　虫が嫌いだ。
５　　特にゴッキーが嫌いだ。
６　　南京虫を見たことがない。
７　　カバンにはいつもウェットティッシュが入っている。
８　　真夏でも湯船に浸からないと気がすまない。
９　　高熱が出ていてもお風呂に入らないと気がすまない。
１０　3秒ルールは俺には通じない。


○が5個以上の人はインドへ行ったらかなりしんどい思いをすると思う。
で、だ。私はいくつ○がついたかって？
決まってるだろ、１０個だよ、全部○。

そんな私の前には機内食。
事前におしぼりが配られたがそんな生活は今日までだ。

１５：３５に飛行機はタイのバンコク空港に着いた。ここでコルコタ行きの飛行機に乗り換えるが、発車時刻は２３：４０！8時間も待つのかー。

しょうがないからジュースでも飲もう。



うぬ？



何これ？


そのジュースは水で薄めてあった。
記念すべき海外初飲食がこれであった。

---

ようやく時間が来て搭乗口へ行く。
もう周りには日本人の姿はない。

まー、しかしあれですね。我々の知っている国際線の搭乗口といえば、きれいなタラップを渡ってそのまま機内へと移動できるんですが、ここはちがうんですよね。
搭乗口を出るとなぜかバス停・・・。

そのバスに乗り込む。

辺りには大量のほこりが舞っていた。
今日はたまたまほこりっぽいのだろうか。
それとも恒常的にそうなのだろうか。
答えは決まっている。


同じバスに乗ってる人はみんな色が黒い。
ここへ来ていよいよ異国へ行くのだという気がしてきた。






バスを降りてそこからようやく飛行機だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
飛行機に乗り込んだ瞬間


うげ！！


すんげえええええええ、スパイシーな香りが。
カレーはカレーでも、なんというかからああくて、すっぱあくて、形容しがたい香りなのだ。
悪くはないのですが、旅に疲れた俺の身体にはかなりパンチが効いた匂いである。
となると、当然機内食も・・・。この匂いの震源地が出るんだろうなあ。


出たし。


カレー味一色のメニュー。

　　　　　　　
計算上では朝の3時にカレー尽くしのご飯を食べているのだ。
正直なところを言うと・・・・・。おいしくないれす。
まわりの黒いおっちゃんやおばちゃんたちは、おいしそうにガンガン食べている。

匂いが、匂いが･･･。

まだインドに上陸すらしていないのに、

もうダウンしかけっす。

こんなんであと14日間、大丈夫やろうか・･？



そんな私の心配はまだまだ序の口だったのである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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