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 みんな、ありがとう 普段着お遍路歩きの記 
                             2004年夏編第12回






えへへへへへへ。













えへへへへへへ。






えへ!



腕時計を見たよ。



なに、これ?




この36.5度って??えへへ

体温ぐらいあるじゃないか。
あまりの暑さに時計をはずし、ポーチのベルトにくくりつけていたから体温をキャッチしているわけではない。気温がここまで上がっているのだ。えへへ。




えへへへへへ!





頭が煮えている。えへへこれは歩いていてハイになっているのではなく、普通におかしくなっているようだ。



買った水を頚動脈に押し付け必死で体温を下げる。
えへへ、こんなの気休めに過ぎない。振り返ると
アスファルトにはえへへ私の体からえへへ零れ落ち
たと思われるえへへ汗の軌跡があった。こんえへへ
えへへに??



うわ〜!おれ狂ってる!!?えへへ



えへへ
えへへ
えへへ
えへへ
えへへ

道の側にバス停があった。えへへあわててそこへ駆け込む。クーラーなどないが、日陰がえへへあるだけで随分違う。



かなり長い間そうしていた。えへへ
ようやく頭もえへへ沈静化してきた。                           えへへ




ふう・・。えへへがどっかに行ったようだ。
たしかにあの状況で歩き続けていたら熱中症になっていたかもしれないな。
本気で命の危険を感じた。



少し雲が見え始めた。よし、歩き始めよう。
気がつけば宇和島まであと少しのところに来ていた。

             

幾人かの遍路日記を読んでみると、この先にある松尾トンネルがかなりやばいらしい。何がヤバいかって、長くて車の量が多くて、怖いらしいのだ。
だが、殺人日光が当たらないだけマシだと思う、がどうだろう?
まあ、いい。先入観をもつまい。スタート前から黒星を自分の歩く道につけてもしょうがないのだ。

そして到着。1.7キロの松尾トンネルである。迂回路もあるが、1.8キロの遠回りになるそうで、やはり近回りがいい。

     

いきなり巨大なダンプと鉢合わせだ。でもいいのだ。
日光が当たらないから涼しいはずだ。
覚悟を決めてトンネルに入る。


うわ・・・・・暑!
車の量が半端ではない。だから暑いのだ。
唯一のトンネルの長所がこれでは・・・・・・。でも後戻りをする気にもならない。
                

うるさくて空気が汚くて暑くて狭い。最低ではないか。絶対に山道のほうが良かった。
  トンネルに入って20分経過。
ずっと感じていた不安感が恐怖感にかわった。
原因はトンネルの天井にある巨大なプロペラだ。大音量を立てて回っている。







車に乗っているときは気付かなかったが、空調のための設備も歩く旅人にとって恐怖の対象なのだ。歩き旅をしているあなたはどうだろう?トンネルのプロペラ、怖くないだろうか?

ようやく出口が見えた。
                  
最後の最後までダンプについてこられた。

30分の時間を費やして松尾トンネル制覇(?)
同時に宇和島市に突入。






宇和島市に入ったとたん、雨がおちてきた。


こんな出迎え、いらん・・・・・・。
















えへへ!













狂ったまま・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく

        

                          

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