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みんな、ありがとう　普段着お遍路歩きの記 　　　　　　　　　　　　　　2005年夏の実況中継編　私なりの結願をめざして　第1７回

金比羅さんのことを書こうと思ったが、風呂が9時まででした。
食事前も入ったけど、もう一回入りたいので、先に行ってきます。
風呂命のピースケっす。


ただいま午後８：３０

風呂から上がったら更新するっす。

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ただいまです。いいお湯でした。入れるときに入っておかないとね
で、続きを書きます。すいません、時系列がややこしくて。

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今日は上ってばかりである。朝から捨身ヶ嶽をのぼり、今はここ。果たして無事に上れるのだろうか？観光地だからお年よりも小さな子どもも上っているところとはいえ、いや、だからこそのぼれなかったら・・？
実は左足のふくらはぎのプチ★という感覚はずっと続いているのだ。うっとうしいことこの上ない。


785段・・・・・・・・・・・・・・・・・

どうなったかというと・・・・・

ふっふっふ・・・・・・・。

あっという間であった。それにほとんど汗もかかなかったのだ。14歳のときすでに、「あ〜虚弱やな。これは長くはないな。」と医者にいわれた俺がだぞ・・。
我ながら意外であった。歩き旅を積み重ねたことで少しだけ体力がついたのかもしれない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　階段の終盤。

上り詰めた景色


上りながら気がついた。リュックを宿坊に預けていてわかったのだが、この白衣、俺の体にぜんぜんあってない。すこし歩くだけで肩からずり落ちるのだ。うー歩きにくい。
服はもともとMサイズなのだが、夏で暑いことを見越して、実は2Lを買ってしまっていたのだ。でかいはずだ。リュックの肩紐がなくなって初めて気づいた。
でも、もうすぐこの白衣ともお別れだ・・・。



もうひとつ気づいた。
この物足りなさ。観光地としてとてもにぎわっているが、なんかさびしい。それは遍路道で感じる寂寥感とは違い、完全に孤独を感じているのだ。

遍路なら、すれ違う人に当たり前のように挨拶をする。旅人同士会話をする。初めて会った人と写真を撮り、住所を交換する。四国に来るときはその感覚をもってくる。
だが、ここにはそれがない。声をかけてくれるのは店屋の客引きの人だ。観光客同士、完全に他人として接しあう。

すこし悲しくなった。が、その感覚もまたちがう。これはどこにでもある光景なのだ。大阪でもそうだ。道を歩いていて知らない人に挨拶をしない。
遍路の旅と、観光地への旅行の違いを図らずも考えてしまった。しかし、それのどちらがよいとか悪いとか言うものでもない。特性が違うのは当然なのだ。個人の好みはあっても、善悪では図れない。和食と洋食、好き嫌いはあるけど、人気のないほうが悪食というものでもあるまい。


と、長い階段を今度は下りながら考えていたのだ。

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そして今日の宿泊地。75番善通寺宿坊
屋根がある！壁がある！そして布団様！お風呂様！ご飯様！洗濯機様！トイレ様！電気様！
すべてが新鮮だった。

即、風呂に入った。
風呂で気づいたことがある（今日はこればっかりだ。）脚に発疹ができている。おとといからあるにはあったのだが、広がっている。私は実は日光アレルギーなのだ。おいおい・・・。そのせいだろう。こんな体で旅によく出たものだ、とそんなことも考えてしまった。

（一回目の）風呂上り　１７：３０

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そして一日が終わった夜。
今後のことを考えている。
そろそろ結願が見えてきた。おそらくは来週の頭くらいだろうか。
この実況をしていることでかなり進むスピードが抑えられているのだ。一度更新を始めるとどうしても一時間は札所なり、公園なりにとどまってしまう。
だからあと５〜６日はかかるかもしれない。
今後の野宿の候補地も幾人かに聞いて考えている。
８０番そばのあずまや
83番そばの農村公園
87番そばのお遍路交流サロンのそばのベンチ

ここでのコールドスポットが高松市付近である。都市部の野宿は出会う人みんなが止めてくる。
その時は宿を考えよう。

なにより・・・・・・・・・・・・

今・・・・・・・・・、

日本の南海上に何かがいる！！

俺が呼んだ？


では、寝るとしよう。その前にこれを何とかしなきゃ。
今この瞬間のピースケの周りの光景。
やらせではない。そんな面倒くさいことはしない。片付けるのは自分だから。いつの間にかこうなるのだ。いつも、いつも・・・。


明日は5時半からお勤めがある。さて、私は参加するか寝てしまうか当ててください。自分でもわかりません。

　　　　　　

　四国八十八ヶ所お遍路セット（スターターセット）

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