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みんな、ありがとう 普段着お遍路歩きの記

              2005年夏の実況中継編 私なりの結願をめざして 第14回


誰かに何かを教えることがあったとする。
その時強制的に「これが正しい」「これが人の生き方だ」と言葉で言われると、どうも私は昔から教わりたくなくなる。
私の好きな先生は言葉からもそうではあるが、その人の生き方、考え方を行動や雰囲気から私は学んでいた。



その青年、なんと松山から私のために3時間車を飛ばしてきてくださった。
今年の正月に札所でお会いして、納め札を交換したのだ。そして彼自身もHPを持っておられる。
key youさんであった。「be up to you」

一瞬狐につままれた感じがした。似てるなあとはおもったが・・・。
「今朝の日記を見てきたんですよ。」
もう言葉がなかった。
ありがとう、でいいのだろうか、こんなとき。もっとほかにいいい方がないか考えてしまう。


彼は写真と詩を組み合わせて素敵な作品を作っておられる。
「あの、被写体になってもらえませんか?」
まじ?光栄っす。
その時大雨が降り出した。
被写体といってもこんなんじゃなさそうです。(雨に向かってほえてるところ。)

恥ずかしながら私も彼の作品として使っていただけました。完成が楽しみです。


一緒に写真をとり、(何を表しているか?)
近くの道の駅で温泉と食事を共に取ることに。

途中ペットボトルを空き缶入れに入れようとした私をみて、「えー」と驚いておられました。私はイージーに考えていたのですが、彼のその考え方、なんか考えさせられました。
遍路なぞをしているのに、結局は私の志の低さが何気ない行動に出てしまうのです。
風呂から上がるときも、せっかちな大阪人の私は、どーりゃーと脱衣所に行ってしまいますが、彼は体を拭いてからと、随所にその人柄が見えるんっす。

さっき書いた「人にものを教わる」典型を見た気がします。
key youさん、あなたの背中に教わりました。

また3時間かけて帰っていかれました。どうぞお気をつけて。

さあ、私はこれから野宿っす。実は兄ちゃんたちが駐車場でずっと騒いでて、すっげえ不安・・。
どうなるかな?
ただいま午後10時49分




      
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