トップページ　　掲示板　　日記帳　　リンク　更新記録　　メール

みんな、ありがとう　普段着お遍路歩きの記 　　　　　　　　　　　　　　2005年夏の実況中継編　私なりの結願をめざして　第13回

iいえ、その方たちが特別苦手とかそんなんじゃないんですが、とりあえずやっぱ・・・・・、
納経所が混むじゃないですか・・・・・・。


んで、疲れてるのにもかかわらずピースケダッシュ！
案の定、大量の納経帳と掛け軸をもったかたがこられました。
ちなみに私以外にももう一人走っておられましたが・・。
気持ちわかるなあ・・・。




これまでほとんど一人で札所にいたから、仲間はほしかったけど、でもたくさんすぎてもつらいっす。


さあて、ここからは長丁場です。
12キロ離れた71番へ行くぞー！


今日はそのそばの道の駅みのに野宿決定っす。

ただいま午後2時。

---

次の７１番まではおよそ12キロ。納経が5時までなのでぎりぎりか・・・。時間には縛られないといいつつ、やはり少しあせります。

でも景色を楽しみながらいくぞ。旅の楽しみの一つに景色があるし・・・。

ところが
　普通のたんぼ・・・・・・
　普通の路地・・・・・・・・・
　普通の市街地・・・・・・・
延々と変化のない状態が続く。


なにより人がいない。遍路がいないのではなく、通行人がほとんどいないのだ。こんなとき語り合える仲間がほしい。ピースケの弱気がいよいよ顔をのぞかせ始めていた。

歩きながら考えた。
今晩の宿
　１　72番そばの民宿。もともと野宿と民宿を交互にしようと思っていた。
　２　71番そばの道の駅で野宿
　３　同じくそこの宿泊施設に泊まる

１にずいぶん傾きかけた。パソコンの電源も心配だ。
３でも電源は確保できる。


その時、昨日のＮさんの顔が浮かんだ。もし、民宿に泊まっていたら、あのようなかたちでたずねてはきてくださらなかっただろう。
偶然の出会いはいったい何番に詰まっているのか。さっき、人恋しがったばかりではないか。

結論が出た。

---

今日でなんと5リットルの水を飲んでいる。つまりそれだけ汗が出たのだろうか？それにおしっこに一回しか行ってない。


2時間半が経過。全身ずぶぬれである。それに左のふくらはぎが、ぷち！っていったぞ、ぷち！
これ、どうなったの？



そんな私の状態元気付ける71番の看板が見えた。
おお！到着ですか。


あら？なにこれ？



まあ、すぐに終わるやろ？


これもまた延々とまあ、よくも作ったというくらいの階段が連続する。
途中の観音様が観音様に見えた。まるでもう階段はここで終わりですよ、おっしゃってるかのようだ。






なに、これ？すごすぎ！

途中でご夫婦に声をかけられた。また大阪の人だった。
「学生さん？」・・・・・・・・・・・・また四国にきたら若返った。若さを保つには旅がいいのかな？



そして、いよいよ、ほとんど倒れかけである。
あかんなあ・・。


さらに本堂はそれよりも階段をうんと上ったところにあった。

本道をお参りしてきたのが5時15分ぐらい。
荷物を置いてあるところに一人の青年がいた。
「こんちは。」
「こんにちは、ピースケさん。」

へ？

ただいま5時15分

　　　　　　

　四国八十八ヶ所お遍路セット（スターターセット）

　　　　トップページ　　掲示板　　日記帳　　リンク　更新記録　　メール