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みんな、ありがとう　普段着お遍路歩きの記 　　　　　　　　　　　　　　2005年夏の実況中継編　私なりの結願をめざして　第11回

結局2時半まで66番にいた。何をしていたわけではない。
ただ・・・・もんのすごい疲れていたのだ。

こんなときに限って雲行きが怪しい。薄暗い。

再び山道に入る。下りはまだましだろう、そう思って歩き出した私をみなさん笑ってください。

　　　　
こんな感じの道が延々と続くのだ。まあ、あれだけのぼったのだからしょうがないけど、1時間半急坂を下り続けた。これは12番よりもしんどい。傾斜が急すぎる。逆打ちの人大変やろうな・・・。



どこまでも、どこまでも景色が変わらない。
おかしい。迷った・・・・・・・・わけがない。これが現実なのだ。みんな、耐えている。
私も耐えている。




そして、唐突にアスファルト道路に出た。一気に力が抜ける。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


もう、限界。

今日の宿はそういえばどこにしよ・・・？

ただいま4時

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ふもとに下りたはいいが、まったく店がない。本当にない。
今の私のリュックにはカロリーメイトのみだ。
だいじょうぶ、これがあれば生きてはいける。

午後４時半。

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今、ある大師堂でお世話になってます。ようやく人心地つけました。
とある方にお世話になれたわけです。
あれからまったく店はありませんでした。ですが、これもその方が
「食べるものある？ちょっとまってて。」
そして・・・・・・・いただいてしまった。


おいしくいただきました。命もありがとう。


この大師堂には静岡のGさんが先におられました。三回目の通し打ちでほとんどプロです。
いろんなことを教えていただきました。
「いろんなお遍路さんに会ったよ。常識知らずな人もいたなあ・・。」
「僕はどうでした？」
「並みの上やな。」

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そうこうしていると、ドアが開きました
「ピースケさんっていらっしゃいますか？」一人の男性が入ってこられました。
「え、僕ですけど。」

彼は私にいろんなアドバイスをメールで下さった、近くの民宿のNさんでした。わざわざ来てくださったんです。

ああ、もうピースケしあわせっす。みなさん、ありがとう。
左はGさん、Nさん、右端がピースケ。

最後に皆さんへのプレゼント

ただいま２２：３０
おやすみなさい。

　　　　　　

　四国八十八ヶ所お遍路セット（スターターセット）

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