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みんな、ありがとう 普段着お遍路歩きの記
2005年夏編 実況中継 第1回
結願。
ずっと遠くにある存在だった。
もっと正直に言うと、自分には訪れないと思っていた存在だった。
そしていつまでも遍路道を歩けると思っていた。
2003年8月に始めた、「普段着お遍路歩き」は永遠に続くと思っていた。
中学校、または高校・大学に入学したときは、この青春はいつまでも続くと思ってしまう。でも、卒業が近づくとこんなはずではないと、否定を心の奥底でしてしまう。
現実はまってくれず、結局、当たり前のようにみんな卒業してしまう。
そして、今の私は・・・。
7月15日。大阪南港発のフェリーで東予港へ向けて旅立つ。
ニュートラルの中である。見覚えのある光景が後ろへと流れていく。たった二日間だが、あばよ、大阪!
大枚をはたいて買った i pod からは「月光花」が聞こえている。夜、都会のネオンを見ながら聞くにはぴったりだ。窓の外をふとみると、港が見えた。きれいだ。心なしか潮の香りもしてくるようだ。
私は、目を閉じ音楽に集中した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
港!?
あほ〜、俺はここで降りるんやないか!!完全に自分の世界に浸っていた。

今回初のショット!フェリーターミナル駅。午後9時40分ごろ。
ひとつ心配がある。実況中継、四国はAir h圏外がかなりありそうなのだ。
どうなるかな・・・・・?
今、15日21時50分。南港フェリーターミナル待合所。
オレンジフェリーの中に入って驚いた。きれいである。なんか豪華客船で旅をしているみたいだ。
寝るところもまあまあ・・。
次第に大阪が遠くなっていく
風呂は暑すぎた。長湯防止もなんのその、私にはへっちゃらである。
いつもならぜんぜん寝られない船の中だが、今日はすぐに就寝。12:50・・・。zzz。
5時起床。
すでにあかるい。もうすぐ四国・東予に到着!!
どんな人との出会いがあるのかたのしみっす。しかし海の上なのに圏内とは!
しかし眠いっす。団体遍路さんも乗っておられたみたいだ。みんなお年寄り。どうぞよいたびを!
港から小松駅まで無料のバスに乗り、前回の最終地点61番へ。
おお、これや。覚えてる。午前7時前の札所には誰もいない。でもいいのだ。いよいよ歩き出しますよ〜。
前方の朝日の癖に以上に強力な光線を浴びながら進む。完全な車どおりのため、排気ガスがくさいっす。ふう・・。
午前7時ぴったりに、63番吉祥寺に着く。本格的に旅が始まったという感じがする。ただ納め札を入れたりするだけなのに、鳥肌が立つ・・・・・・・・我ながら単純やなあ。
日差しがきついっす。だからこんな白い写真になった。この手は3をあらわしてるのだ。
納経所の人に聞いても野宿スポットはわからないとのこと。これからそれを探すたびに出ます。

ただいま7時30分。腹減った〜。朝飯どうしようかな?
次の寺に行こうとしたら、自転車遍路さんがこられた。松山の方で昨日から遍路を始めたらしい。通しでの遍路スタートがんばってください。

Oさんとの写真。お互いの納め札を交換し、健闘を祈りあった。
遍路即出会也(比伊助談)
国道があまりにも暑いので、コンビニもご飯屋もすべて後回しにして、涼しい裏道をいく。
しかし「腹減った」と「眠たいな」という最も原始的な欲求が体にめぐりだすとなかなか旅が楽しめないものです。今の俺がまさにそれっす。腹減ったと眠いの二つのことしか思ってないもん・・。情けな〜!
およそ3キロの道なり。石鎚神社を通り越すと

こんな趣き深い上り坂を見ることができる。
掃除の行き届いた参道、美しい。
ここは・・・

四国霊場64番札所 前神寺到着。
かなり大きいぞ。
何よりこの荘厳なたたずまい・・・・。
これまで64個の札所を見てきたが、ここはその中でも一番秀逸な霊場の印象を受けた。

納経所の対応、お寺の雰囲気、全てに優しさを感じる。
これまで900キロを歩いてきたのだ。
体がつかれきってはいるけど、心はその分敏感である。
前神寺のお遍路さんへの配慮を見逃すはずはない。

緩やかな坂道を下っていく。
納経所でツルツルのお坊さんに野宿場所を質問したりする。
しばし前神寺の境内をお借りしてこのHPの更新を行う。
これで今日の札所は終わり。65番までは相当距離があるのでそれは明日です。
今から下に見える石鎚温泉に入ってきます。
ただいま9時10分。
温泉あいてるかな?まだ早いかな?
こうして64番のベンチに腰掛けてるだけでも、みんなが挨拶してくれる。うれしいっす。

四国八十八ヶ所お遍路セット(スターターセット)
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