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ピースケ番外遍路
             
実況中継みたいな第5回


午前5時(まぶただけ)起床(体は寝ている)。


不思議なものである。
私は普段から非常に眠りが浅い。携帯のバイブの振動でも飛び起きてしまう。
が、今晩は爆睡していたようだ。「ようだ」というのはタビロイドさんがほとんど寝られなかったらしく、彼に聞いた話なのだ。私よりも屈強に見える彼と私の睡眠が入れ替わった不思議な夜である。旅先でぐっすり寝たのは初めてである。
ついでにいうと私はイビキをかいていたそうな。これも初めてかもしれない。普段はイビキどころか、寝言も寝返りもない。もっというと寝息すら立てないのだ。だから友人との旅行の際、「死んでる!」と驚かれたことも一度や二度ではない。


そんな複雑な二人にも朝日は一様にやってくる。

髪の毛の立ってる方がピースケ
知らない街の知らない家の間から太陽は顔を出した。
これから札所を求めて歩き続けることで、知らない土地と顔なじみとなれる。これまでの旅の中でずいぶんと顔見知りの土地ができた。そのどれもが「郷里」のように思える。これからも日本を歩き続け「郷里」を作り続けたい。


迷わずバスに乗った。「安田」と言う町で降りる。普段ならほとんど食べないコンビニ食もごちそうだ。
              バス停が今日の食堂である。



さあ、張り切って行こう!今日の一発目は9番札所庚申堂だ。


張り切って・・・・・・


張り切って・・・・・・?


あらへん・・・・。


いきなり・・・・・・・・・・・・・


              まよった。



でもいいのだ。地図を見るのだ。が、迷ったときって今がどこか分からないから、これまた迷うんだな・・。これまでいかに四国でのあの遍路シールに頼っていたかがわかる。

それでも命がけで到着。
            午前7:42

民家とも思える札所であった。当然無人。



素晴らしいことに11番札所はすぐそばにあった。

観音堂 午前8:04



まだ序盤だがこの島の札所ではかなり好きなほうだ。銀杏拾いが行われているらしく、その方たちが泊れるようにたたみもしかれている。

小さい無人霊場だが地元の人の愛に包まれている感じがする。手入れがされており、他の無人霊場にはない自販機やおみくじまでがおかれていた。

          

迷わずおみくじをひく。
 ピースケ(末吉)タビロイド(大吉)

さらにここの壁は真っ白でそこにいろんな願い事が書き綴られていた。そういう趣向らしい。私たちも自らの想いをかいた。
              
          観音堂の壁に書いた願い。かなうといいなあ・・。

素晴らしい札所だった。感謝しつつ次へ行く・・・・・・・。




       あ!
 






やってしまった!それも二人ともだ。あわてて札所に戻る。
いったい私たちが何をしたかは下の写真を見て当ててください。



次の12番岡ノ坊への距離は1キロほどなのにたっぷり40分近くかかってしまった。
二人の方向音痴は治しようがない。





道路からの段差のないフラットな札所。
散々迷ったけど到着 午前9:02



で、ここから次までがこれまた200メートルほどしか離れてないのに、迷うんだなー、これが。
つうことで13番札所に午前9:13に到着 


納経所がない・・・・・。あれ?

どこだ?


ん?

案内にしたがっていくと民家の玄関にたどり着いた。ここは?


ごめんくださーい!

中も民家の玄関だ。でもちゃんと納経の道具があるぞ。

     

四国八十八ヶ所お遍路セット(スターターセット)

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