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 ピースケ遍路 番外編
                      
実況中継みたいな第3回

坂が緩やかなカーブを描いている。
二人の杖の音が誰も通らない道に響いている。
思えあば、四国遍路のときは一人でこの音を聞いていた。
今は二人だ。同行者は大きな柱となって旅をささえてくれる。


この島を歩きながらずっと探しているものがあった。四国の遍路では「遍路シール」や「遍路看板」あるいは、遍路道の木にぶら下がっている遍路荷札(?)が私を導いてくれた。
この島にはそれがないのだろうか?



と思っていたら、あった!
うれしい!
10センチ×20センチほどの札に「へんろ道」とかいてある。
こんな小さなものが私たちを迷走から救い出してくれるのだ。




やがて道が二つに分かれた。とはいっても左は草ぼうぼうのやまみち、右はこれまで通ってきたアスファルト車道だ。
看板には「左 向庵」とある。草ぼうぼうのほうがめざす札所への道なのだ。
覚悟を決めて足を踏み出す。できればアスファルトのほうが良かったなあ・・。




ぶ〜ん!

蚊がよってくる。

ばしばし!

左右の草が体を襲う。

でも、がんばるのだ。もうすぐ8番札所だ。





汗が地面をぬらすほど流れ出る。蚊にかまれた跡がかゆい。

そしてたどり着いた先が・・・・・・・

     
国営放送の送電施設・・・・・・・。
あらーん?今までの道はこのため?いや、右側にシートがしいてある。これだ!この先が札所だ。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・が、そこには同じような施設があるだけだった・・。




帰りの道は体も心も煮えそうだった。

元の場所に到着   ただいま午前11時45分




とおりかかったおじいさんによると、札所へは草ぼうぼうのみちではなく、草しか生えていない道なき道を行くのだという。
たしかにわずかに空間がある。が、そんなところを行くパワーは私たちにはない。
おとなしくアスファルト道を行く。





そしてようやく8番札所向庵到着。 午後12時5分
ここで、ピッピ君への菅笠を買った。似合うかな?
                  


休憩をしたのち歩き出す。
7番はすぐそばにあった。午後12:45着。


次へさらにむかう。やはり札所の間隔が短いとメリハリがあってよい。
どこからともなく醤油のにおいがする。
というか、醤油の香りにつつまれた町である。
この地の名産らしい。



不意にタビロイドさんが小さな公園の物置に向かった・・・。


      

公園の物置ではなく、公園の隣の札所だった。
10番到着 午後13:13




しかし、腹が減った・・。心のおくから8番札所のおばちゃんの声が聴こえてきた。
「この辺、食事が出来るところはほとんどないわよ。5キロほど進んだ札所の側にはあるけど。」

    

四国八十八ヶ所お遍路セット(スターターセット)

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